ソナチネ観た

北野武の「ソナチネ」を観た。たけしが監督、主演の映画。3年ぶりくらい。

 

広域暴力団・北島組の友好団体・中松組が、沖縄の阿南組と戦争になった。そこで北島組組長の北島とその幹部の高橋は、北島組傘下の村川組組長の村川に、「手打ちになるだろうから何人か組員を連れて、中松を助けろ」と命令する。 -ウィキペディア

 

たけしの映画は人が簡単に死ぬところが良い。権力のあるやつも、凄みがあるやつも、陽気なやつも、あっという間に殺される。銃撃戦になっても誰もまったく避ける素振りを見せず、無表情でただバンバン撃ち合って、弾が当たったやつから順に無言で倒れていく。死ぬことを恐れているキャラクターが(最初に登場する麻雀屋の店主を除けば)一人もいない。死神に一切抵抗しようとしない徹底したクールさがとても好きです。

 

 

 

関係ないけど花沢健吾アイアムアヒーローソナチネとちょっと似てる気がする。生き残りそうに見えた良いやつも気違いじみた悪役も、たいした見せ場もないまま一コマであっさり死んでいく。作者の温情で生き残る、みたいなことがありえない。

壮絶なバトルを散々やったのに、悪役も脇役もほとんど死なずに気絶くらいで済んで、もし死ぬ場合は大量にページが割かれて感動的に逝く、みたいなジャンプ漫画ばかり読んで育ってきたからか、モブキャラでもない結構目立ってたキャラクターがあっさりと死んでいくシーンを見ると何だかぞくぞくする。